ビジネスホテル客室テレビCMおもチャンネル

株式会社マネーフォワード
マスプロモーション担当
古田 晶子 さま

事例紹介

株式会社マネーフォワード
マスプロモーション担当
古田 晶子 さま

実施プラン

おもチャンネル インフォマーシャル枠 動画制作付きプラン 12週間
2023年1月30日~2023年4月23日

―――「マネーフォワード クラウドインボイス」はどんなサービスですか?

経理やバックオフィス界隈では今、「電子帳簿保存法」と「インボイス制度」がホットトピックスになっています。「マネーフォワード クラウドインボイス」は、そんな中でリリースされたサービスです。
電子帳簿保存法やインボイス制度対応の中堅・エンタープライズ企業向けの請求書受領・送付システムで、請求書の受領・送付に関するあらゆる請求業務に対応しています。請求書を一括で受領した後、AI技術を活用したOCRとオペレーター入力によって迅速かつ正確なデータ化を行い、受領した請求書をオンラインで一元管理することができます。
また、送付においては請求情報のCSVや請求書のPDFのデータをアップロードするだけで、Webでの送付や郵送が可能になります。受領・送付した請求書のデータをご利用中の基幹システムに連携すれば、会計業務や支払業務に活用することもできます。

―――どのようなマーケティングをしていますか?また、どんなことに課題を感じていますか?

基本的にはデジタルマーケティングを中心に展開しています。 クラウドサービス全体で、という視点でお話しますと、ここ数年でバックオフィス向けのサービスがますます増えてコモディティ化しているので、弊社のサービスならではの特徴を伝えることに難しさを感じています。
また、セールスやマーケティング担当に比べ、バックオフィスを担当される方は一般的に人数が少ないので、ターゲティングのしにくさは課題です。バックオフィスご担当の方にリーチできるメディアのバリエーションは少なく、マスでリーチしようしても効率が悪くなってしまう可能性があります。セグメントとして広告を出したいと思うと、媒体選定が難しくなってしまうことも悩みです。

―――「おもチャンネル」を使用したいと思った理由は何ですか?ホテルの客室内で配信することについては、どう思いましたか?

バックオフィスの担当者と、決裁者や経営者などのターゲット含有率が高いメディアを探していたことが大きな理由です。ビジネスホテルは、機能性を徹底的に追求されています。室内はとてもコンパクトにデザインされていて、おそらくトイレとお風呂以外からは、テレビ画面の情報が確実に目や耳に入ってくるという構造になっていると思います。それは観光系のシティホテルとは明らかに違う点だと思います。
また、他のサイネージ媒体と比較して「おもチャンネル」は枠数が限定的かつ現状BtoC広告の出稿割合が高かったので自社のCM(動画)が記憶に残りやすいのではないかと期待しました。

―――インフォマーシャルの動画の制作意図を教えてください。

通常の認知目的の15秒や30秒の枠ではなく、180秒間配信できるインフォマーシャル枠でしたので、弊社のサービスの理解促進につながる内容にしたかったです。電子帳簿保存法やインボイス制度への対応で経理の方が大変苦労されている状況の中で「マネーフォワード クラウド」が、会計領域まで含めてどのような価値を提供できるのかを伝える内容にしようと思いました。
動画に出演した3名の社員の選出については、サービスの価値を伝える際に説得力が出るよう意識しました。経理の現場についてよく知っている会計事務所出身の社員や、「マネーフォワード クラウド」の操作性やデザインに関する責任者などにも協力してもらいました。
また、CMとしてだけではなく、ウェビナーなどで二次活用することもイメージしながら作りました。

―――配信して反応はありましたか?

「おもチャンネル」でインフォマーシャル動画を流している時期は、ちょうど名古屋で大型展示会に出展している最中だったので、名古屋に出張しているメンバーから「(名古屋のホテルの客室内で)映像を見た!」という感想が写真付きで送られてきました。また、展示場に来場された方々からも「ホテルで見た」というお声をいただいたそうです。名古屋で「見た」というお声をいただくことができて「全国で流れているんだな」と実感できました。

―――効果についてはいかがですか?

純粋想起と助成想起の上昇が一番インパクトとしては大きいと思います。特に純粋想起は、促すのがすごく難しいのですが、それが大きく上がっているというのはすごいです。
助成想起でも、ちゃんと見てもらってインプレッション(表示回数)も出せているということを証明する結果になっています。同じ方に何度もリーチしないとこうした結果にはならないと思うので「確かにリーチしている」ということが分かった結果だと思います。

【ブランドリフト調査結果(抜粋)】

―――「おもチャンネル」を使ってみた総合的な評価と感想を教えてください。

ここ数年、BtoBやSaaSのサービスが増えるに伴ってビジネス系メディアも多くなって、デジタル化も進んできているので、オンラインとオフライン問わずコミュニケーションの設計や媒体選定の戦略がより重要になってくる時代だと思います。
そんな中で、確実に認知向上や理解促進を促せる仕組みがある数少ない媒体だという感想を持っています。

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